TKM の デジカメと山歩き | 2013/1/19(土) | 別ウインドウで拡大表示 |
|||
---|---|---|---|---|---|
晴 | |||||
金剛山 | |||||
スタート:五万人の森公園 P → | |||||
ルート :↑久留野峠・タカハタ道、↓千早峠 | |||||
日本200名山、関・近100名山 | ![]() 歩いた足跡 |
![]() 歩行断面図 |
|||
【所在地】奈良県 | |||||
【山地系】金剛山地 | |||||
湧出岳 | 足跡のダウンロードは ( こちら ) から ※ダウンロードできない場合は ( こちらを参照 ) |
||||
Ⅰ△1111.89m (金剛山) | |||||
標高 | 時間 到着/出発 |
休憩 タイム |
地名・ポイント名 | 区間 歩行タイム |
ガイド本 コースタイム |
(往)歩行 累積タイム |
(復)歩行 累積タイム |
自宅⇔現地 | (往) | (復) |
250m | 07:50 | ① 五万人の森公園 | 0:17 | - | 0:17 | 出発時間 | 06:30 | 16:40 | ||
08:07 | ② 久留野林道起点 | 到着時間 | 07:40 | 18:00 | ||||||
1:27 | 1:50 | 1:44 | ||||||||
09:34 | ③ 久留野峠 | 片道距離 | 46 ㎞ | 45 ㎞ | ||||||
0:51 | - | 2:35 | ||||||||
10:25 | ④ 金剛登山口(大阪側) | 往復距離 | 91 ㎞(AVG= - ) | |||||||
0:15 | 0:10 | 2:50 | ||||||||
10:40 | ⑤ タカハタ道入口 | |||||||||
1:34 | 1:40 | 4:24 | ||||||||
12:14~13:10 | 0:56 | ⑥ 国見城跡 | ||||||||
0:10 | 2:10 | 4:34 | 1:10 | |||||||
1125m | 14:20 | ⑦ 金剛山 P1125(葛木神社) | ||||||||
1:54 | 6:28 | 2:04 | ||||||||
15:14 | ⑧ 千早峠 | ASC(総上昇)プロトレック | 1475 m | |||||||
0:44 | 0:50 | 7:12 | 2:48 | |||||||
15:58 | ⑨ 大堰堤 R310出合 | DSC(総下降) 〃 | 1455 m | |||||||
0:31 | - | 7:43 | 3:19 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
16:29 | ⑩ 五万人の森公園 | 総上昇量(GPS) | 1472 m | |||||||
8:39 | 0:56 | 7:43 | - | 移動距離(GPS) | 20.5 ㎞ |
アプローチ | |
奈良 → 《R24》 → 《県261》 → 五万人の森公園 ※ 復路は玉手から部分開通した京奈和道を経由 |
|
駐車場 | |
五万人の森公園の大駐車場 | |
ルート | |
P → 《久留野林道》 → 久留野峠 → ロープウェー乗場 → 百ヶ辻 → 金剛登山口 → 《タカハタ道》 → 国見城跡 → 湧出岳 → 伏見峠 → 久留野峠 → 中葛城山 → 千早峠 → P | |
記録 | |
今週月曜日(14日 成人の日)は、関東地方では大雪が降った。都心の積雪は8㎝であったが、都市の交通機能は大きく乱れたとの報道。 関西も、一昨日(17日)から冷え込み、京都・滋賀の平地でも雪が降った。当初、綿向山に行こうかと思っていたが、今朝がたも、冷え込みが厳しいとの予報のため、北方面は道路の凍結が心配だ。 と云う事で、今回も身近な金剛に行くことにした。 出かける前に朝刊を見ていたら、今から行く予定の金剛山で、昨日(1/18)遭難騒ぎがあったとの記事が出ているではないか。 大阪のF高校の860名が金剛山頂に登り、水越峠への下山途中63名が道に迷って、110番通報したとの事、その後五條側で無事発見された。当日の積雪は山頂で50㎝、麓で20㎝あった との記事が出ていた。どのルートで迷ったのだろうか?、たとえどのルートに入っても1時間もあれば麓まで下ることが出来ると思うのだか・・ その新聞記事には、山頂で積雪50㎝とあった、今朝がたの冷え込みもあり霧氷も期待できる。天気もマアマアなので、たっぷりの雪と霧氷の冬山の山歩きが楽しめるか ルートは、五條(奈良側)から久留野峠を越えて大阪側に下り、タカハタ道で金剛山に登り返し、久留野峠もしくは千早峠からスタート地点に戻る予定とした。 タカハタ道は今回初めて。昨年のこの時期(2012-1-14)に今回のルートを歩くべく、出かけたが、腰折滝でツツジオ谷のルートに入ってしまったっため、今回改めてタカハタ道を目指すことにした。 千早峠・久留野峠から登るときに、いつも利用させてもらっている五万人の森公園の駐車場に車を置き出発。 駐車場から、県道261を東に向かう。3~400m進んだ鉄橋にあった表示板には気温がマイナス2°と出ていた、防寒着を着てはいるもののそれほど寒いとは感じない、風がないせいだろうか。 15分程度で久留野林道入り口に到着、この辺りに残雪は全くなし。林道入り口から数分で左に久留野峠への登山口がある。ここで林道を分れ山道に入り植林地の中を登って行く。山腹の九十九折れの道を登り一旦尾根に出て、今度は山腹を巻いて行く。その辺りから残雪が出てきた。 高度7~800m辺りまで来ると締まった雪からパウダー状の雪に変わり残雪の量も多くなってきた。前日以前に出来たトレースがかすかに残っている。 アイゼンは必要ないが、雪深くなってきたのでスパッツを付ける。 久留野峠に出ると、風が吹き抜けさすがに寒い。 登ってきた久留野道と違い、縦走路には多くの踏み跡があり、今から下る大阪方面にも踏み跡は多い。アイスバーンにはなっていないのでアイゼンは付けずに下って行く。踏み跡は多かったが麓の県道出合まで、登山者とはすれ違わなかった。 府道 富田林五條線に出て、大阪方面に下って行くと、途中多くの車が駐車しており、バスにも何台かすれ違う、冬の金剛山は人気の山だ。 金剛登山口のバス停を過ぎ、県道を分れ右に登って行く。登り詰めた突当たりを左に入る。右に行くと千早本道、ほとんどの人は右に行く。 その少し先の橋の手前を右の左岸沿いに行く、ここから地道。暫く行った小さな橋の手前右がタカハタ道への入り口。ガードレールの端にマジックで金剛山と書かれていた。 山道に入ってすぐ崖横に作られた細い道を、落っこちないように通過し、その先で渡渉し右岸沿いに登って行く、腰折滝の手前で滑り始めたのでアイゼンを装着、狭い場所で装着していたので後続者に迷惑をかけてしまった。そのすぐ先でタカハタ道への分岐があった、前回見逃した場所だ。 丸太橋を渡って真っすぐ川沿いに行くルートがツツジオ谷への道で、前回はそのルートしか目に入らず、突き進んだ。 丸太橋の手前左の谷に入るのがタカハタ道であるが、こちらの方が目立ちにくく、踏み跡も少ない。昭文社の地図にはタカハタ道は点線で出ているが、ツツジオ谷はルートの表示がない。現在、特に冬場は氷瀑が見られるツツジオ谷のルートの方が歩かれているようだ。 そのタカハタ道は初めは小さな谷の中を進んでいくが、谷沿いは荒れ気味であった。 谷を詰めた水場のあるところで谷を離れ山腹を尾根に登るようになると、急坂が始まる。雪にトレースがあるので外すことはないが、トレースがないと、少し分かりづらいのではないかと思われた。 喘ぎ喘ぎ登っていると、2組ほどとすれ違い、後続者が追いついてきた。 尾根端までたどり着くと、尾根先からの道と合流していた、そちらにもルートがあるようだ。ここからは尾根歩きで傾斜が緩やかになる。少し歩いたところで、ツツジオ谷道へ下る分岐があった。昨年はここから上がってきている。 タップリとある雪の中を登って行くと、霧氷が現れた。ここまで霧氷は全く見られなかったので、今日はダメかとあきらめていたが、高度のある吹きさらしの尾根に出ると、冬枯れした木々の小枝には、期待していた霧氷が付いていた。 六地蔵を右に見て、先日(2012-12-29)登ったカトラ谷からの道と合流し、その先で国見城跡の下の広場に出た。大勢の人がおりベンチは満員。一段上の国見城跡に上がると、昼時でもあるがここも大賑わい。幸い単独さんが一人で座っていたベンチの横に座らせてもらい当方も昼食。今日のメインは 88円のアルミ鍋きつねうどん、その後に雑炊とコーヒーで温まり、マッタリと休憩。ただし、お腹は温まったが小一時間も休憩していたら逆に体が冷えてきてしまった。 帰路、山頂にある温度計を見るとマイナス3°となっていた。朝のスタート時に麓ではマイナス2°であったが、体感温度は全く違っていて、断然こちらのが寒い。 いつも通り、山頂の葛木神社で山歩きの無事を祈願し、裏参道からブナ林の方に下りると、こちらも霧氷がきれいであった。杉の大木も葉に雪が積もり枝が大きく垂れ下がっているのも絵になっていた。 湧出岳の一等三角点に行くと、積雪はちょうど三角点の上のレベルまであった。今日この三角点まで来た人は少ないようで、三角点から下るルートは雪深かった。 ちはや園地の賑わいを横に見て、伏見峠を経て、朝通過した久留野峠に着くと下山するにはチョード良い時間であったが、歩きなれた道なので千早峠まで、もう一踏ん張り体にムチを入れることにした。 急坂の階段を登り、中葛木山から小さなアップダウンを繰り返し、丸太階段を降りると千早峠だ。この間の小さなアップダウンが疲れた体に意外と厳しい。 千早峠から少し下りると、すぐ下で林道につながる。その林道には足跡は全くない、雪が積もってから誰も歩いていないようだ。林道を歩き始めて直ぐに、杉の木が上から数本倒れ林道を完全に塞いでいた。もぐって通過することが出来ないので、谷側から乗り越えて行く。滑ると谷に落ちてしまうので、木をシッカリ掴み馬乗りに、数本連続して超えた。 途中でアイゼンを外し、後はひたすら急な林道を下りて、下の林道に合流し国道まで下りて、国道歩きののち一尾背神社の横を通り、側溝でアイゼンと靴を洗い駐車場に戻り。今日の行程を終える |